大自然 知床半島の楽しみ方

ジャンル:絶景 自然 動物

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世界自然遺産

知床(半島)は北海道の北東に突出した長さ70kmにも渡る地域で西側はオホーツク海に面しています。

手つかずの自然が知床半島一帯に広がっており、それを感じることが出来るスポットです。

豊富なプランクトンに、サケやカラフトマス、これらを捕食するヒグマやオジロワシと豊かな生態系が今も維持されており、2005年に世界遺産へと登録されました。

知床はアイヌ語で、地山の先、あるいは地山の突き出た所という意味らしいです。そして何より現在もヒグマの住処として有名ですが、アイヌの人々はこの『大自然』と古くから共存して生活していたようです。昔の人は凄いの一言ですね。

それではこれほどの土地で、どこをどうやって訪ればいいのか迷うと思いますが、ご案内致します。

体験談

■知床五湖

知床半島の中で比較的気軽に訪問でき、知床でメインともいえるスポットです。

高架木道(1.6km)地上遊歩道(3.0km)の2つのルートがありますが、個人的には地上遊歩道をオススメします。知床五湖に沿って、木々の中をのんびりと神秘的な自然を感じることが出来ます。

過去2回地上遊歩道に訪れましたが、大体一周40分ほどかなと思います。

ちなみに、遊歩道に入る前にクマに関する『教育ビデオ』で勉強します。こちらも例外なくクマの住処なんですね。

『いかにクマに会わないか』『人間がいることを事前に音で知らせる』が大事とのこと。しかも、私が行ったのはクマが活発な時期で、目撃情報がボードに書いてあるんですよね。最初はビビりにビビっていましたが、それはそれで自然を楽しめてよかったです。

駐車場近くにも鹿

■カムイワッカの滝

知床五湖からさらに奥に入るとカムイワッカの滝という大秘境があります。(シーズン:6月~11月)

知床五湖からここに向かう道路も舗装されてもなければ(道は狭くはなかったです)、当然のように動物に出くわます。知床五湖から大体40分~1時間弱くらいはかかりました。

当然ですがクマ出没の看板もありました

カムイワッカの湯の滝は酸性の強い湯の滝(野湯)です。湯の滝も自然のままなので整備もされていません。

もちろん脱衣所なんてありません。

滝の上まで登ってこそこそ水着に着替えて湯に浸かってみました。

ちなみにお湯が強烈な酸性でかなり滑るため滝上に登るのも結構大変です。登る際は慎重にする必要があります。

お湯は、pH1.6とのことで10円玉を一瞬で綺麗にしました。お湯自体はぬるめですが、そもそも強烈な酸性のため、地元の方には10分くらい浸かったら出た方が良いとアドバイス頂きました。

私は大丈夫でしたが、他の人は皮膚への刺激からそもそも10分も入ってられなかったと思います。

当然クマがでるので、地元の方が定期的に鈴をならしてくれていました。

すごい泉質でしたが、クマもここ本当に来るんですかね。笑

秘境感すごいです。本当に滅多に来られないですね。

知床は札幌とは最も離れた地ですが、やはり一度は訪れてほしい地ですよね。

世界遺産に選ばれるだけの神秘的な場所だなと思います。

アクセス:女満別空港から1時間30分~2時間

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