旅行で行くことができる日本最南端の島である波照間島。石垣港から高速フェリーで２時間ほど。
旅ではその時その時の出会いを大切にしたいので事前に調べることはあまりしませんが、天候の影響でフェリーが欠航し帰れない可能性があると聞いたのでその点だけは注意しました。
島の天気は変わりやすく天気予報通りにならないことも多いため、時間に余裕がない方は日帰りでの訪れることをお勧めします。小さい島なので、朝一の便で出発し最終の便で戻るのでも十分に楽しむことができます。
フェリーに乗っている時間は長いですが、やはり海が綺麗なので見ていて飽きません。あっという間に到着しました。
船を降りたら自転車を借りて出発です。基本的に平らな島なので普通の自転車でも問題ないですが、日帰りの場合は時間が大切なので電動自転車を借りるのがオススメです。
北浜（ニシ浜）
波照間島の中でも最も美しいと言われている北浜は、港からすぐ近くにあるので最初に訪れるべきスポットです。とにかく鮮やかな水色で、これまで見た中で一番澄んだ色をしていました。見ているだけで気持ちがいいので、砂浜に腰掛けてゆっくりと楽しんでいる方も多くいらっしゃいました。
このまま一日過ごして帰るのでも十分と思えるレベルでしたが、日帰り旅なので次の景色を求めて出発です。
日本最南端平和の碑
自転車でひたすら南下して島の最南端を目指します。サトウキビ畑の穏やかな風景が続いていて、特に何もないですが全く飽きることはありません。風が心地よいです。
長いこと自転車を漕ぎ続けると、ようやく小さな看板と右折できる道が出てきます。そこを少し進むと石碑が見えてきます。
普段の旅行では車の移動が多いですが、自転車で目的地についたときの喜びは格別です。思わず走り出していました。
背景には海が広がっていて、砂浜ではありませんがこちらも非常に美しい青色です。
ぺムチ浜
ぺムチ浜は島の南側にある砂浜で、最南端平和の碑より少し西側にあります。林に囲まれた砂浜なのですが、入り口が分かりにくいので通り過ぎてしまわないように注意が必要です。
ニシ浜とはまた少し違った色の海でしたが、こちらもとても美しいです。あまり知られていない砂浜なので、この日は誰もいませんでした。
静かにのんびり砂浜で過ごしたい人にはとてもオススメできるスポットです。
波照間酒造所
島の中心部には、有名な泡盛の酒造所があります。ここを目当てに波照間島を訪れる人も多いらしく、すぐに売り切れてしまう日もあるようです。事前に調べてから訪れることをお勧めします。
まとめ
行くまでのハードルがかなり高めの島ではありますが、天気が良ければ日帰り旅に挑戦する価値は十分にあると思います。とても静かで落ち着いていて、時間がゆっくり流れているように感じるような場所です。
唯一心残りだったのは、16時くらいのフェリーで石垣島に戻らなければならないため、夕日が見れなかったことです。夕日や星を楽しみたい方は十分に時間をとって宿泊すると良いです。
