夕日と夕陽、漢字が違いますがどういった違いがあるかご存知でしょうか?
公的に使われる(=公的常用漢字内)掲載されている)のが「夕日」で、公的常用漢字に掲載されていないのが「夕陽」ということです。
「日」も「陽」も太陽を表すことに間違いなく、どちらも夕方の太陽ということにおいては共通しているのですが
「夕日」は沈む太陽とその光そのものを指すのに対して、「夕陽」は沈む太陽の光や光の染まった空というニュアンスが強いようです。
それに対して我々の想いはどうかといいますと 美しければなんでもいい
基本は太陽が沈む様、夕日自体と周りの景色を推したいので「夕日」で統一してます。
かといって夕焼けや日差しを絡めた綺麗な風景画像も紹介していますのでそういった意味ではすべてが「夕日」ではないのですが。
まぁ実際はあまり深く考えていなかったのですが 「夕陽」スポットという字幕スーパーをテレビで見て、気になって調べてしまいました。
最後は余談で・・・・
日本語ってなんでこう、難しいんでしょうね。外国の人からしたらもうわけわかりませんよね。
ちょっとしたニュアンスを大事にしているんだろうなと思います。よく言われる一人称の多さや尊敬語なんて普通ないですからね。
社会人を経験して合理的な解決方法を求めがちなことを自覚していますが、それは資本主義や競争社会では当たり前。
ただ、日本の言葉や文化の微妙な違いってある意味オリジナルなものなので。 昔ははっきりしろって怒られたり怒ったりしましたが
この「あいまいさ」に日本らしさを感じて逆に悪くない(心のどこかには留めおこう)なんて思う2024年でした。