サロベツ原野とは
サロベツ原生花園はオロロンラインの北部、ほぼ稚内に近い位置にある湿原です。
湿原といえば釧路湿原が浮かびますが、このサロベツ湿原も日本三大湿原の一つです。
東西8km、南北27kmの原生花園(国内4番目の大きさ)で利尻礼文サロベツ国立公園としても指定されています。
かなりの大きさを誇るサロベツ湿原ですが、サロベツ湿原センターを訪れることで容易にこの雄大な湿原を感じることができます。
ちなみに日本の湿地面積のうちおよそ85%が北海道にあるそうです。
サロベツ湿原センターに行こう
オロロンラインや444号線からでもこの湿原を見ることが出来ますが、サロベツ湿原センターに行けば、簡単に大自然を堪能出来ます。
湿原内の木道は整備されており、外周1km(30~40分)、内周800m(20~30分)ほどで回れます。
原野は季節ごとの植物を楽しみながら歩いて回れます。また、広大な湿原を飛ぶ鳥たちの観察も出来ます。
(旬は5~9月ですが)10月でも非常に綺麗な光景でした。奥に利尻富士、手前に広がる秋色の植物と素晴らしい風景です。
奥には利尻富士がはっきりとみえました。
見渡す限りどこまでも続く湿原。広い空。道北ならではの風景です。
また湿原センターはレストランや売店など設備も充実しています。
澄んだ空気の中を気軽にハイキングできるので、ドライブの休憩としてもオススメです。
サロベツを楽しむ
原生花園の他にも南部の下サロベツにはたくさん沼(パンケ沼、ペンケ沼)があり、こちらの散策を含めるとすべて見て回ると結構時間がかかります。
原生花園の少し北には、兜沼という沼もあり、兜沼公園キャンプ場で止まることも出来ます。アウトドアが好きな方は是非。
星が大変綺麗なキャンプ場でした。水鳥が来る公園キャンプ場としても有名でオススメですよ。
他にも近くに最北の温泉郷:豊富温泉がありますので、こちらで一休憩も可能です。世界的にも珍しい原油を含む泉質で、アトピーなどの皮膚疾患に類を見ないくらいの効果があるようです。散策の後に是非お試しを!
また、おしゃれなお店としてフェルムさんも紹介したいと思います。
ソフトクリームマニアとしてはやはり紹介したいお店さんですね。サロベツ牛乳を使ったミルクカフェさんです。
小休憩にもぴったりです。こちらも近いので是非立ち寄ってみでください。
アクセス
このあたりは、オロロンラインを一気に駆け抜けて素通りしがちですよね。しかし道北地方の魅力あふれるエリアですので、是非一度時間をとって、回ってみてください!
アクセス:稚内空港より車で50分
近くのオススメスポット:宗谷丘陵、ノシャップ岬、オロロンライン