感謝の大切さを思い出させてくれる一冊

普段当たり前のように生活していると、今自分が持っているものへの感謝の気持ちを忘れ、ないものばかりに目がいってしまいます。

この本はそんな忘れがちな感謝を習慣化することの大切さを教えてくれます。

感謝することが成長を促す

この本で特に印象的だったのは、感謝することで前向きになることができ、それによって人生が好転するということでした。

自分にないものに目を向けてそれを得るために努力することが成長につながると考えがちですが、確かにないものばかり見ているとネガティブな気持ちに陥りやすいです。それよりも今自分が持っているものに感謝することによって、こんなに恵まれている、ここまでできているといったポジティブな気持ちになることができます。そうすると、もっとよくするにはどうしたらいいだろう、どうしたら貢献できるだろうといった考えが出てきます。

意識的に感謝し習慣化することが大切

当たり前のことにも感謝するということは、物事に対する視点を変えることだと思います。そのためには、意識的にものの見方を変えて習慣化することが大切になってきます。住む場所があること、食べるものがあることそういった当たり前と思われることにも感謝する習慣を持つことで、困難なことがあってもそれをポジティブに捉えて前に進んでいけるのではないでしょうか。